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RECRUITING

SOCでプロになる

Sustainability Professional
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お互いを尊重し合う文化
皆で1つのプロジェクトを成し遂げる

セメントのプロ

入社26年目
品質技術センター センター長

Q現在の仕事内容を教えてください


グループ名の如く、セメントの品質に関わる技術的な課題を化学的知識を駆使して解決する部署です。生産技術部・各工場(生産サイド)と各支店・営業側(販売サイド)のインターフェイスとして、当社製品であるセメントの分析・解析や品質に関わる様々な情報を相互に提供しながら、生産サイドにはお客様情報のフィードバックを、販売サイドには当社品質状況や場合によってはクレーム対応などを行っています。
また、直近では国際部とともに海外の技術提携先との品質課題改善などにも従事しています。
社外では、同業他社様との品質に関する会議やセメント協会でセメントの品質規格に関する委員会活動にも参加しており、本社・各支店や同業他社様・ユーザー様へ赴いて関係各部と会議を行ったり、工場へ赴いてサンプリング・試作実験などをしています。

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Qリーダーとして若手社員に気を配っていることがあれば教えてください


上司と部下の関係で、単に指示と報告を交換し合うだけのトランザクショナルな関係に陥らないように、日々コミュニケーション(何かの大義名分を見つけて飲みニケーション)を図っています。
「最近の若いモンは」的な頭ごなしの否定はせず、よく話を聞いてお互いに尊重しあい、信頼関係を構築した上で、ダメなものはダメ、良いものは良いと言い合える環境作りを意識しています。話してみると“最近の若いモン”は自分なりのビジョンやキャリアパスをしっかり考えており、入社した頃はとにかく給料がもらえて経済的に親から自立することだけしか頭になかった“昔の若いモン(=つまり私)”よりもずっと素晴らしいなと感じています。

Q若手社員に期待することを教えてください


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VUCA時代と言われる今はトップダウンよりもボトムアップ型マネジメントが良いとされています。
私は入社26年目、それなりに色々な経験を積んできましたが、それだけでは変化に富んだ世の中に対応しきれないからだと思います。
若い方には上司の指示だけ素直に聞く“お利口さんな”社員ではなく、自身で考え、試し、失敗しながら自分の意見をしっかり持ち、自立した“すこしやんちゃな”研究員になって欲しいと期待しています。
カーボンニュートラルなど課題山積ですが、絶好のビジネスチャンスととらえ、一緒に働いてくれる方を募集します。

Q若手社員時代のエピソードがあれば教えてください


先輩について栃木工場に実証設備を据付したときのエピソードです。
これまでビーカーレベルでやられていた実験がプラントとして実大スケールになり、それの立ち上げ・操業のために真冬の栃木で2週間ほど張り付いた記憶が、現場のダイナミックさ・面白さを知った原点です。水道配管が各所凍り、配管接続部のゴムパッキンを押し出し、翌朝水がだだ漏れ。今となっては良い思い出です。

Qセメントのプロフェッショナルとしてあなたが誇れることを教えてください


セメントは社会インフラに無くてはならない素材であり、また、産業廃棄物の有効利用という社会的使命も同時に果たしています。
これまで私が品質改善などに携わったセメントが、名古屋駅前ミッドランドスクエア、セントレア、内ヶ谷ダム、チャンギ国際空港、リニア・・・などで使われており、まさに「地図に残る材料」を供給しているという責任と誇りを持って日々業務に当たっています。

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CAREER

1年目 学生時代は無機材料を専攻していたが、セメントは触ったことなし。’97年入社後は’07年まで研究所にて固化材やセメントの分析に従事。研究員としての基本的なスキルはここでみっちり教育を受けた。
6年目 ’03年には社内の語学研修プログラムに参加、3か月間イギリスでホームステイしながら英語を勉強しつつ、ドイツで開催された国際会議やセメント工場・化学混和剤工場なども複数往訪。ちょうどこの時期イラク戦争が終了、イラク復興のため日本のセメント各社で業界として工場建設他支援といった“噂”がまことしやかに流れ、自分の留学はこのためだったのかと中東行を覚悟。ただし派遣はなし。(帰国当日、フセイン大統領の身柄拘束をヒースロー空港で知る)
10年目 ’07年から’10年までの3年間はユーザー様の会社へ出向、アメリカへ新設される工場の立上支援のため、3人の子供達含め家族もろとも渡米。セメントを使った外壁材の工場で、我々のセメント工場とは違い、実際に製品が形になって出荷される工場の楽しさを学ばせていただいた。
13年目 10年に帰国後は再び’13年まで研究所にて品質関連の業務に従事。その後、高知工場品質保証室に3年勤務。操業に微力ながら携わったその間、工場から出荷した1,000万tのセメントが今も国内外のどこかで皆様のお役に立っているというのが少し自負。品質保証室長時代にはシンガポール・チャンギ国際空港第4ターミナル建設工事向けの輸出が旺盛。自分がサインして出荷したセメントがどこかに使われているはず。
15年目 住友グループの集まりに参加。住友発祥の別子銅山等を見学して住友の精神を学ぶとともに住友各社の工場見学などを通じて横のつながりを持つことができた。
転勤や出張などの際、いまだに集まれる社外の仲間が得られた。
19年目 ’16年に再び研究所へ戻り、’17年からセンター長として現業務従事。
23年目 “経営アカデミー”に国内留学。技術経営について勉強する傍らセメントとは全く異業種(食品、製薬、金属、電機など)の方々と交流を持つことができ目からウロコの刺激を多数受けた。

STAFF INTERVIEW

各部門のプロフェッショナルとして活躍する社員達に、仕事のリアルを語っていただきました。

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